更年期主婦 不登校一人息子との日々(たまに夫)

アラフィフ更年期主婦 思春期不登校の息子あり

息子との眠る前のひとときの時間。

こんにちは。


お立ち寄り下さりありがとうございます😊




夜、眠る前のひとときが好きです。




息子は、以前は、昼夜逆転していて、自分の部屋で寝ていたのですが、


少し気持ちが落ち着いてきた頃、また一緒に寝室で寝ると言いました。




しばらくすると、今度は夫が、寝室のクーラーの温度が暑くて無理だと言い、


また、夫は夜中に帰宅し早朝に出るので、私達を起こさないためにも、代わりに息子の部屋で寝ることになりました。



そうは言っても、古くて、こじんまりした賃貸マンション住まいで、どの部屋もリビングとドアひとつ隔てているだけなので、音は良く聞こえますが。




息子はADHD傾向のためか、何かをやりだすと、なかなかやめることができません。


なので、放っておくと夜中までゲームなどをしてしまい、昼夜逆転になりかけます。


息子は、昼過ぎに起きたりすると時間を損した気がするそうで、なるべく早寝早起きがしたいと言うので、


最近は、私が声をかけて同じ時間に寝ています。




「もう寝るよ!」


私が言うと、息子は寝室にスマホを持ち込み、「1回だけ!」と言ってゲームをします。


そして、それを私に、「見てて!」と言います。


私は目をショボショボさせながら、息子のゲームを見ます。


息子は、あっさりと負けてしまうと、納得がいかず、「もう1回だけ!」と言います。


しかたなく、また見ていると、また負けてしまい、「あと1回だけ!」と言います。



「もう終わり!」


「あと1回だけ!」


「きりがないよ。」


「ほんとにあと1回で終わりにするから!」




毎晩のようにそんなやりとりをしています。



そして、やっと、電気を消して眠る前、


息子と、なんてことのない会話をしている時に、とてもしあわせを感じます。





息子は中1になりましたから、私と一緒に寝るのもあとわずかの期間でしょう。




息子が自立した後、この頃のことを、懐かしく、愛おしく、思い出すのだと思います。



息子との毎日は、泣き、笑い、怒り、悩み、時にはどーんと落ち込み、


いつ楽になるのだろうと思いながら、やっとここまで来ましたが、



きっと、それがしあわせというものなんだろうな。



大切に、味わって、過ごしていきたいと思います。


不登校の息子に死にたいと言われる辛さ。

こんにちは。

お立ち寄り下さりありがとうございます😊




不登校新聞というのを購読しています。


月に2回、封筒で送られてきます。


オンラインでも見られるようだけど、いつか息子の目にとまるかもしれない。


息子が読んで、役に立つこともあるかもしれないと思い、紙の方にしました。

(私の老眼のためもあり。)




内容は、不登校経験者や、保護者の手記、教育関係者のお話、今現在不登校真っ最中の子どもの話など。




今回は、中1から3年間不登校だったという女性の手記が載っていました。


過去、不登校で悩み、苦しんだけど、その経験を通して、いろいろなことを学び、


今大学生のその方は、さまざな生徒のニーズに合った教育機会を提供しながら、キャリア支援を行う仕事がしたいそうです。


苦しかったけど、あの経験があったからこそ今がある。


そんなふうに思えたら素晴らしいですね。





息子は、思春期に入り、自分のことも、周りのことも、客観的に見えるようになってきたのでしょう。


不安になることが多くなりました。



時には、自分の将来を悲観して、もがき苦しむこともあります。


そんな時は、私の言葉も耳に入らず、ただ傍で見守ることしかできません。


だいたい夜に不安が襲ってくるようです。

何時間も、時には陽が高く昇るまで、ただ苦しむ息子の背中を擦っている時もありました。



もう死にたい、生きていても意味が無い。

なんで俺を産んだのよ。殺してよ。



そんな言葉を我が子から聞くのは、身を切られるように辛いものだと知りました。




立派にも人並みにも育たなくていい。



ただ、自分の存在を肯定できるようになってくれたらと思います。



もしかしたら、今の苦しみも、息子が自分らしい人生を生きるために、必要な苦しみなのかもしれません。



なんとかしてあげたいと思いますが、私には息子の苦しみを取り去ることはできません。


心配や不安は息子の負担になりますから、


息子の人生を信じて、私は私で、自分の人生を充実させる道を考えようと思います。




お読み頂きありがとうございました😊


我が家に小さな次男が来た日。

こんにちは。

お立ち寄り下さりありがとうございます😊





小型犬を飼っています。


クリーム色のオスのチワワです。



息子が小学校2年生の時だったか、犬が飼いたいと言われて、


犬を飼うことは、とても大変なことなんだよ。


と何度も説明しましたが、そんな話が息子の耳に入るわけもなく、


(まだ診断は受けていませんが、おそらくADHD気味の息子。

自分がロックオンしたものへの執着は凄まじく、なんとしてでも手に入れます。)


そうこうしているうちに、よく立ち寄っていた、デパートのペット売り場で、


私が気になる子を見つけてしまいました。




元気にはしゃぐ仔犬たちの中で、一匹だけ、ベッドに寝転んで、こちらに背中を向けてテローンとうなだれたように頭をもたげていた。



ちょっと気になって見ていると、その様子を見たペットショップのお兄さんが、


すかさずその子を抱き上げて出てきて、満面の笑みとともに、私にその小さな子を手渡したのです。




もうダメでした。


息子も駆け寄ってきて、その子を抱っこし、飼いたい!飼いたい!の一点張り。




その場で支払いの手続きをしました。


一緒にいた夫が、あわてて、


「今日買うの?もうちょっと考えたら?」


と何度か止めようとしていましたが、もう私と息子の耳には入りませんでした。




その後、必要なものを買ったり、犬を飼う環境を整えてから、


その仔犬をペットショップに迎えに行きました。




仔犬は、お店の方にシャンプーしてもらって、いい匂いがしていました。


息子の姿を見ると、覚えていたのか、小さなしっぽをプリプリと振り、


息子が抱っこをすると、嬉しい様子で少しはしゃいだ後、息子の脇の下に顔を突っ込むようにして落ち着きました。




我が家に小さな次男がやってきた日のことです。




後から、保護犬を飼った方がよかったのかな、と少し後ろめたい思いもありましたが、息子は仔犬を欲しがっていたし、


この子と出会えたのも運命、一緒に過ごせば過ごすほど、やっぱりこの子にうちに来てもらってよかったと思うのです。